ピアノ調律って何?どんなことするの?
菅生校のピアノレッスンに向けて着々と進行中です。
先日は、ピアノの調律が入りました。理想の音、理想のピアノに調整いただきました。
新店舗オープンが待ち遠しいですね。
さて今日は調律ってどんなことするの?
そもそも調律って何?のお話。
調律というのは主に、
1、ピッチの調整点検
2、音色やタッチ感の調整
に分かれます。
ピッチの調整点検
ピアノというのは生きている楽器です。木で作られており、
その時々の気温や、湿気、保存状態にもより材質は変化します。
そのため、夏の時期など湿気が多い時などは中が膨張したりして音が緩くなったり、
錆びてしまったり、ピッチ(ドレミファソラシド)が狂ってしまったり。
様々な悪影響が出てきます。
また長年使っていると内部の部品の状態が悪くなったりボードが劣化したりなど様々な影響ができてきます。
そのため、生のピアノを購入すると必ず調律師さんとの関わりがセットになってくるわけです。
ピアノは基本的には88個の鍵盤があります。
(先日発表会で使ったべーゼンドルファーのインペリアルなど一部の楽器はそれ以上の鍵盤数になることもありますが)
MCジョイアス音楽発表会の様子はこちら
鍵盤一つ一つにも数本の弦が張られつことからパーツや、ピアノの構造を理論的に理解し、
バランスよく調整していくには専門技能が不可欠なのです。
そのため、調律師さんは人により腕が全く異なります。
音色やタッチ感の調整
次にタッチ感や音色です。
ピアノを弾き比べてみるとあることに気づきます。
それは、音が微妙に違うことと、タッチが重かったり軽かったりというところです。
音の違いというのをまとめた動画です。
キラキラした音、重厚感のある音、まろやかな音
など様々な音が分かりますね。これらも好みになってきます。
また、タッチの強い重いも、調律師さんにより調整ができるわけです。
ちなみに、私の好みは重厚感のある深い音(ビンテージっぽい音)です。
菅生校と溝の口のピアノの違い
さて、菅生校舎と溝の口校舎でピアノは違います。
溝の口校舎では、ヤマハのピアノを購入しました。
音もきらびやかすぎず、深すぎず、「万人ウケするピアノ」というイメージです。
菅生校は、ビクターという会社が昔作っていた古いピアノをあちこち探し回って見つけました。
音は深く濃厚な音になっています。こちらは、好き好きの完全に私好みのピアノです笑
ピアノ聴き比べてみるととても面白く奥深いですよね!
是非今後機会があればいろんなピアノを弾きながら、自分好みを探してみるのも面白いと思いますよ。
それと同じくらい、調律師さんのことをもっと知ると、より生ピアノの面白さが理解できるのでは
ないかと思います!
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